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Greeting ご挨拶

服部 信孝

順天堂大学大学院医学研究科神経学

教授Professor

服部 信孝Hattori Nobutaka

第30回学会学術集会を担当することになりました順天堂大学医学部神経学講座の服部です。臨床神経学の教室を主宰し会長を務めるのは京都大学の高橋良輔会長の22回大会以来となります。2019年に中野裕康理事長から大会長を打診され、自分に務まるか不安でしたが教室員のサポートも得てお引き受けすることを決心しました。奮って参加して頂きたいと思っております。テーマは、私が臨床医ですので、脳疾患と細胞死をメインに設定してプログラムを組みました。プログラムは3つのシンポジウムに特別講演として東京大学岡部繁男先生、順天堂大学小松雅明先生にお願いしました。シンポジウムは、I) がんと細胞死、II) 神経疾患と細胞死、III) 老化と細胞死をテーマにしました。私共の教室のメインテーマが神経変性疾患ですので、神経細胞死や老化を大きなテーマにしております。また脳疾患も全身疾患として捉える考え方が主流になっており、例えば、遺伝性パーキンソン病の原因遺伝子であるLRRK2はパーキンソン病と炎症性腸疾患であるクローン病の原因になることが報告されており、腸脳連関現象が遺伝子レベルでも明らかにされています。「臨床から基礎」へ、あるいは「基礎から臨床へ」をキーワードに大いに討論して頂ければ考えております。一般演題ですが、将来的なcovid-19の感染状況が不透明であるためウェブ対応でも可能な口頭発表に限定させて頂き、細胞死研究はもちろん、細胞やその機能が失われる現象を扱ったもの、細胞死にかかわる可能性を秘めた話題を広く募集します。細胞死とその関連分野の一流の研究者が一堂に会する学術集会ですので、若手研究者の積極的参加を特にお待ちしています。

メイン会場は順天堂大学の新研究棟であるA棟講堂(小川秀興講堂)で行います。機能性の富んだ会場ですので活発な議論が出来るかと確信しております。多くの会員の参加を教室員一同でお待ちしています。

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